【マネジメント新時代】「第2集団に落ちてしまった」 上海自動車ショーにみる日系企業の停滞 (2/4ページ)

上海国際自動車ショーの北京汽車のブース=4月20日、中国・上海(ブルームバーグ)
上海国際自動車ショーの北京汽車のブース=4月20日、中国・上海(ブルームバーグ)【拡大】

 米と日本は第2集団

 自動車メーカーを見て回った筆者の感想であるが、一言でいうと、「ドイツと中国が先頭集団を形成し、米国と日本は第2集団に落ちてしまった」という印象である。ドイツ勢はフォルクスワーゲン(VW)、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツとも、これまでの車のみならず、EV(電気自動車)/PHEV(プラグインハイブリッド車)を惜しげもなく投入し、VWのEVコンセプトカー「I.D.CROZZ」など次世代を予感させる車が多く、会場の熱気はすさまじいものがあった。

 同様に、中国メーカーは、BYDや長安汽車、上海汽車など、大小含めて多くの自動車メーカーがEV/PHEVの量産車、コンセプトカー含めて出展し、中国でこれほど新エネ車(EV/PHEV)が多かったのかと驚かされることが多かった。また、中国新興メーカーが多数のEVスポーツカーを出展しており、これまたすごい熱気で盛り上がっていた。

 既販車中心、新エネ車なく

 一方、ひるがえって日系メーカーは、幾つかのコンセプトカーは発表しているものの、既販のガソリン車やハイブリッド車展示がメインであり、新エネ車などはなく、どちらかと言えば停滞しているように見えた。

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