【マネジメント新時代】「第2集団に落ちてしまった」 上海自動車ショーにみる日系企業の停滞 (3/4ページ)

上海国際自動車ショーの北京汽車のブース=4月20日、中国・上海(ブルームバーグ)
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 米国メーカーも同様である。中国で数多く販売されているBuick(ビュイック)なども展示車数は多いものの、テスラが出展していないこともあり、これと言って話題となるものはなかった。

 それにしても、世界最大級の自動車ショーにて既販車を中心に据え、マーケットへの提案を打ち出していない日系メーカーに対して、フラストレーションを感じたのは私だけであろうか。中国自動車市場は、昨年2800万台を超え、今年は3000万台に達しようとする勢いである。また新エネ車(EV/PHEV)は昨年で約50万台、今年は80万台規模になろうとしている。

 この世界最大のマーケットに対して、新しい提案が打ち出せない、もしくは打ち出したくても打ち出せる玉(EV/PHEV)がないということになれば、とても将来が明るいとは言えない。ただ時期的には、10月27日より東京モーターショーが開催予定であり、これに注力しているため、上海国際自動車ショーまで力が及ばなかったとみることもできる。

日米欧と比較しても引けを取らない中国メーカー