製薬大手4社17年3月期全社減収 円高で海外収益目減り

2017.5.12 05:00

 武田薬品工業など製薬大手4社の2017年3月期連結決算が11日、出そろった。4社とも薬価の引き下げ改定や、為替が前期より円高に振れたことで円換算の海外収益が目減りしたため減収となった。

 為替影響による売上高の減少は武田で1174億円、アステラス製薬で947億円。しかし各社ともグローバル展開する主力製品の販売が好調なことから、ワクチン子会社での減損処理を実施した第一三共を除いて営業増益となった。

 武田は、潰瘍性大腸炎治療薬「エンティビオ」の販売が世界的に急増した。クリストフ・ウェバー社長は「(消化器系疾患などの)主要領域に集中させる転換が進んだ結果で、力強い決算になった」と評価した。

 アステラスも、前立腺がん治療薬「イクスタンジ」の販売が堅調に推移。エーザイは抗がん薬「レンビマ」、抗てんかん薬「フィコンパ」が好調だった。

 最終利益は、武田とアステラスが増益、他の2社が減益で明暗が分かれた。

 ■製薬大手4社の2017年3月期連結決算(売上高/営業利益/最終利益)

 武田 1兆7320(▲4.2)/1558(19.1)/1149(43.4)

 アステラス 1兆3116(▲4.4)/2608(4.8)/2187(12.9)

 第一三共 9551(▲3.2)/889(▲31.8)/534(▲35.0)

 エーザイ 5390(▲1.6)/590(13.7)/393(▲28.4)

 ※単位は億円。カッコ内は前期比増減率%。▲はマイナス。国際会計基準

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