製紙大手2社とも最終増益

2017.5.13 05:00

 製紙大手の王子ホールディングス(HD)と日本製紙が2017年3月期連結決算を12日に発表し、最終利益は両社ともに大幅増益となった。王子HDは、中国事業に絡み前期に計上した減損損失がなくなったことが寄与した。日本製紙も、固定資産や投資有価証券の売却で特別損失の額が減少した。ただ、本業のもうけを示す営業利益は、主力製品である洋紙の価格下落や需要減の影響が大きく、王子HDが4.3%減、日本製紙が5.0%増とほぼ前期並みに終わった。

 18年3月期はともに増収増益を見込み、王子HDは中国事業が初の黒字に浮上する見通し。ただ、円安進行で輸入に依存する原燃料のコストが上昇するとみられる。王子HDの武田芳明常務グループ経営委員は同日の会見で、「コストダウンだけではカバーできず、今のままなら価格転嫁をお願いせざるを得ない」と語り、表明済みの洋紙や家庭紙に加え、段ボール原紙などに使う白板紙も値上げを検討していることを明らかにした。

 ■製紙大手2社の2017年3月期連結決算(売上高/営業利益/最終利益)

 王子HD 1兆4398(0.4)/705(▲4.3)/365(2.4倍)

 日本製紙   9924(▲1.5)/237(5.0)/83(3.5倍)

 ※単位は億円。カッコ内は前期比増減率%。▲はマイナス

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