コンコルディア・フィナンシャルグループが12日発表した2017年3月期連結決算は、最終利益が1266億円となった。コンコルディアは昨年4月、横浜銀行と東日本銀行が経営統合して発足し、今回が初決算のため、前期との単純な比較はできない。
2行単体の合算では、本業のもうけを示す実質業務純益は前期比15.4%減の943億円、最終利益は18.2%減の651億円だった。
日銀のマイナス金利政策に伴い、貸し出しの利ざやが減ったほか、一部の保険商品が販売停止となったことなどが響いた。18年3月期の連結最終利益は、51.4%減の615億円を予想した。