【東芝会見詳報】(2)「WDに売却差し止めの根拠はなし。情報漏洩は看過できない」 (1/2ページ)

2017.5.15 15:53

決算に関して会見をする、東芝の綱川智社長(手前)と平田政善・代表執行役専務=15日午後、東京都港区芝浦の東芝本社(宮崎瑞穂撮影)
決算に関して会見をする、東芝の綱川智社長(手前)と平田政善・代表執行役専務=15日午後、東京都港区芝浦の東芝本社(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

 約20分間、平田専務が決算の見通しを説明したあと、質疑応答に移った。綱川社長らの主なやりとりは次の通り。

 --最終損益9500億円を重く受け止めるというがどう受け止めるか。決算短信を公表できなかった理由は

 綱川智社長「巨額の決算赤字を出したということで重く受け止めている。決算については、いろいろあるが、手続きの詳細は公表できない。独立監査人に制約を与えることはできないが、当方の決算書類に具体的な指摘を受けているわけではない。まだ監査中と言うことで決算短信として発表できなかった」

 --調査については、(4月11日の)第3四半期の決算会見で完了したといっていたが

 綱川社長「執行側としては、監査委員会とも協力し、独立監査人とも協調する。4月11日でほぼ終わったというのは監査委員会で行われた3四半期分の調査。今回は通期ということで、調査を継続しているということ。

 --監査法人の交代について、前回、佐藤良二監査委員会委員長は否定しなかったが

 綱川社長「法定期限までに提出できるように監査法人と協調して、最善を尽くす。監査法人は、執行側というよりも、監査委員会が独立して決めるが、交代するとかは聞いていません」

 --(半導体生産で協業する)米ウエスタンデジタル(WD)が国際仲裁裁判所に、半導体事業の売却の差し止め申し立てた。入札手続きは継続できるのか。

 綱川社長「分社化したメモリー事業のマジョリティー譲渡が、WDの主張するような契約違反に抵触する事実はなく、止める根拠はない。入札手続きに遅れが出るかということは、東芝の正当性を説明して、手続きを進める努力をする」

 --1点目、監査法人の溝が埋まっていない。原発建設会社、米CB&Iストーン・アンド・ウェブスター(S&W)の損失認識を時期が争点ということか。 綱川社長「特に溝ではなく、監査法人とは一体となって、協力していく。1つのアイテムとして、認識時期というのがある。ただ、具体的に、決算書類のどこがだめか、指摘がない。調査を続けているという状況」

か細い声でマイクに拾われず、聞き取りにくいやりとりも

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。