石油元売り大手3社、最終黒字転換 3年ぶり、原油の在庫評価が上昇

2017.5.15 22:50

 石油元売り大手3社の平成29年3月期連結決算が15日出そろい、3社とも最終損益が3年ぶりに黒字転換した。原油価格の下落傾向が収まり、備蓄原油の在庫評価が上がったことで多額の評価損を計上した前期から大幅に改善した。

 最大手のJXホールディングス(HD)の最終損益は1600億円の黒字(前期は2785億円の赤字)だった。在庫評価益はJXが1400億円、出光興産が331億円、コスモエネルギーHDは394億円だった。一方、ガソリン需要減で石油製品の販売量が減り、売上高はJXと出光が減収となった。

 4月にはJXと東燃ゼネラル石油が経営統合してJXTGHDが誕生。JXと東燃の業績を併せたJXTGHDの30年3月期の通期業績予想は経営統合効果などを見込み、売上高が10兆円、最終利益は2千億円とした。

 足元の原油価格は米国のシェールオイル増産の影響もあり1バレル=40ドル台後半で推移しているが、石油輸出国機構(OPEC)による協調減産が7月以降も延長されるとの観測が強まり、3社とも30年3月期の想定原油価格を50ドルに設定した。

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