日本郵政、最終赤字289億円 17年3月期 民営化後、初の転落

2017.5.16 06:10

 日本郵政が15日発表した2017年3月期連結決算は、最終損益が289億円の赤字(前期は4259億円の黒字)となった。07年10月の郵政民営化後、初めて最終赤字に転落した。買収した豪物流大手トール・ホールディングスの業績不振に伴って4003億円の特別損失を計上したことが響いた。売上高に当たる経常収益は前期比6.5%減の13兆3265億円だった。

 傘下のゆうちょ銀行は最終利益が3.9%減の3122億円、経常収益も3.6%減の1兆8972億円と減収減益だった。低金利による国債利息の減少が響いた。

 かんぽ生命保険は、株式など資産運用の多様化を進めたことが奏功し最終利益が4.4%増の885億円だった。

 日本郵政の18年3月期の業績予想では、最終損益は4000億円の黒字転換を見込む。

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