【Jトラスト インドネシア戦略】(2)人材入れ替え、順法意識徹底 (2/3ページ)

2017.5.16 05:00

接客するBJI行員。Jトラストは適正な業務運営に対する意識の醸成に取り組む
接客するBJI行員。Jトラストは適正な業務運営に対する意識の醸成に取り組む【拡大】

  • Jトラストグループのビジネスモデルを学びに来たBJIの行員=2016年11月、東京・虎ノ門のJトラスト本社

 ◆日本、韓国で研修

 ただ、足りない人材を外部から持ってくる戦略はライバル行も同じ。優秀な人材の奪い合いが激しくなるだけで、いつ引き抜かれるか分からない不安がつきまとう。しかし4人組は「財務基盤などが安定した銀行で活躍することに興味はない。それより達成感という自己満足をとった」と言い切る。

 BJIとして新しい文化を育てる上で欠かせないのが研修。日本と韓国で成功したビジネスモデルの移植が目的で、16年11月に東京、同12月に韓国で研修を実施。リテールファイナンス事業のノウハウや業務効率化、コンプライアンスなど日本的経営手法を学んだ。韓国で破綻企業を立て直した実績をみせることで、BJI行員の不安を解消し、自信を取り戻させる狙いがある。

 ◆ミス報告を評価

 法令順守などを確保する内部管理態勢はJトラストの強みでもある。韓国金融事業を再生に導いた千葉信育・Jトラスト専務は「日本の厳しいコンプライアンス経営を韓国に持ち込み、徹底して取り組んだ。その仕組みをインドネシアに伝授する」という。昨年8月から毎月、BJIに顔を出し「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底させ、上にモノをいえない文化をぶちこわす」と意気込む。Jトラストがもつ「組織横断的で、モノがいえる文化」にBJIを変えるためだ。

 韓国の研修に参加した池田武士氏は内部管理態勢全般のスペシャリストとして、(研修に行った韓国・JT親愛貯蓄銀行にある)順法監視室をモデルとした品質管理の必要性を実感。法令順守や適正な業務運営に対する意識の醸成と有効的な仕組みの構築に生かすという。

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