半導体大手、自動運転に活路 ソニーがLED対応センサー新製品

2017.5.17 05:47

 ソニーなど半導体大手が、車の自動運転に必要な製品開発に本腰を入れ始めた。これまで注力してきたスマートフォン向けは市場の動向に左右されて浮き沈みが激しく、持続的な成長が見込める車載用に活路を見いだしたい考えだ。

 ソニーはこのほど、発光ダイオード(LED)を使った信号機や前を走る車の尾灯を正確に撮影できる高感度の「CMOS(シーモス)イメージセンサー」の新製品を開発した。LEDは高速で点滅を繰り返しており、従来のセンサーによる車載カメラでは自動運転に必要な情報を読み取れない恐れがあり、LED対応型の需要が高まっている。

 新製品は同時に、トンネルの出入り口のような明暗の差が激しい場所でも「白とび」や「黒つぶれ」を起こさず、鮮明な画像も撮れる業界初の「ハイダイナミックレンジ(HDR)」機能を備えた。5月からサンプル出荷を始め、来年3月に量産化する予定だ。

 ソニーのセンサーは中国のスマホ向けを中心に好調だが、長期にわたって「利益の安定性が継続するかどうか不確実」(米格付け大手ムーディーズ・ジャパン)という市場の声は根強く、車載への販路拡大が課題となっている。

 一方、既にスマホ向けから撤退したルネサスエレクトロニクスは、車の動きや情報を制御する半導体のマイコンなどを組み合わせたキットを作り、車メーカーや研究機関に販売している。省エネやサイバー攻撃を防ぐ安全性が売りで、2018年を目標に完全な自動運転向けの製品を開発している。

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