大手デベロッパー、物流施設事業強化を加速 ネット通販拡大で荷物急増 (1/2ページ)

2017.5.17 06:12

ロジクロス習志野の完成イメージ
ロジクロス習志野の完成イメージ【拡大】

 インターネット通販の拡大に伴う荷物の急増を受け、大手不動産会社などの間で物流施設事業を強化する動きが活発だ。三菱地所は、単独では4カ所目となる施設「ロジクロス習志野」(千葉県習志野市)の開発に着手。今後も、年間2~4件の開発用地を取得して「主力事業の一つとして成長を目指す」(細包(ほそかね)憲志・執行役常務)方針で、16日には阪急電鉄と大規模施設(大阪府茨木市)を共同開発すると発表した。また、三井不動産は業務の省力化に向け、物流ICT(情報通信技術)に特化したショールームを8月に開設するなど、人材確保の課題解決を重視した戦略も目立っている。

 不動産サービス大手のCBRE(東京都千代田区)によると、2016年の首都圏物流施設の新規需要は、過去最高だった15年を55%も上回る112万4000平方メートルだった。物流業界は人手不足の問題が深刻化しているため、従業員が働きやすい環境の整備に力を入れている点が特徴だ。

 18年3月の完成を予定しているロジクロス習志野は「雇用環境が厳しい中、希少性の高い土地を確保できた」(細包氏)と話すように、JR京葉線・新習志野駅から徒歩5分という通勤の利便性に優れた場所に立地している。庫内作業の人材募集にも有利に働くとみられる。

カフェテリア導入の施設も

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