液晶テレビ、FUNAIが国内復活 ヤマダ電機で独占販売 06年以来の再参入

2017.5.18 05:49

新製品発表会で握手するヤマダ電機の山田昇会長(左)と船井電機の船越秀明社長=17日、東京都渋谷区
新製品発表会で握手するヤマダ電機の山田昇会長(左)と船井電機の船越秀明社長=17日、東京都渋谷区【拡大】

 船井電機は17日、独占販売契約を結ぶ家電量販大手ヤマダ電機の店舗で、高精細な4Kを中心とした液晶テレビを、6月2日に発売すると発表した。2006年以来の国内テレビ市場への再参入となり、「FUNAI(フナイ)」ブランドが国内で久々に復活する。

 新製品は5シリーズ11モデルで、全機種にハードディスクなどを内蔵し、録画機能が付く。価格は未定だが、画質が同程度の他社製品より安く設定するとみられ、17年度に国内シェア5%の獲得を目指す。

 画面サイズは24~65型をそろえ、価格を抑えた従来画質のモデルも用意する。高価格帯を強化する国内大手メーカーと一線を画し、幅広い層に対応する。

 ヤマダ電機の山田昇会長は17日、東京で会見し「国内メーカーの相次ぐ撤退で店頭の品ぞろえが薄い」と指摘。「客に支持される日本ブランドが必要だ」と話した。

 船井電機は東京五輪・パラリンピックによる需要増で、20年度の国内のテレビ販売台数が、16年度比2倍の約1000万台に増えると見込む。液晶より鮮明とされる「有機EL」を使った商品を来夏に投入するなどし、20年度の国内シェアを20%に拡大したいとしている。

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