関電、夏にも料金値下げで巻き返し 高浜原発4号機の再稼働弾みに

2017.5.18 05:48

 関西電力は、高浜原発4号機の再稼働を弾みに電気料金の値下げに向けた準備を加速させる。昨年4月の電力小売りの全面自由化を契機に大阪ガスなどの競合他社に顧客を奪われており、巻き返しを図る。高浜3号機を含めた2基の営業運転開始後、今夏にも値下げを実施する見通しだ。

 関電の2017年3月期の連結最終利益は原油安に伴う燃料費減少などで1407億円。最終損益は2年連続の黒字を確保したが、販売電力量は減少傾向に歯止めがかからず、前期比4.7%減の1215億キロワット時と通期では中部電力に抜かれて初めて業界2位から3位に転落した。

 関西では、関電と大ガスが電気と都市ガスのセット販売を展開し、料金競争が激化している。

 大ガスは自由化対象の電力契約で30万件以上の顧客を獲得した。大口の企業向けでも関電からの契約切り替えが相次ぎ、今月から京阪電気鉄道が電気の購入先を関電から割安な新電力に変更した。

 関電は高浜3、4号機の再稼働で火力発電の燃料費の削減効果などから月約70億円の利益改善を見込んでおり、岩根茂樹社長は電気料金の値下げ方針について「燃料費メリットは必ず(消費者に)お返しする」と強調する。

 大ガスも値下げを含めた対抗策を繰り出す構えで、関電は今後、大飯原発3、4号機の再稼働を果たした場合もさらに値下げする見通しだ。

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