フェラーリ「GTC4ルッソ」 走る喜び味わい、加速で瞬時にハスキーな咆吼を聞く (1/3ページ)

2017.5.20 06:00

そぎ落とされたようなリアエンドが特徴のフェラーリ「GTC4ルッソ」(ブルームバーグ)
そぎ落とされたようなリアエンドが特徴のフェラーリ「GTC4ルッソ」(ブルームバーグ)【拡大】

  • 助手席の前方にある長いスクリーン。「デュアルコクピット」システムにより、助手席でも運転状況の確認やエンターテインメント機能のコントロールができる(ブルームバーグ)

 フェラーリの今年の販売台数は8000台程度と予想されているが、全輪駆動式グランドツアラー「GTC4ルッソ」の販売台数はごく少数にとどまる見通しだ。昨年の販売台数はわずかで、今年も同程度とみられている。

 フェラーリ車を購入できるような人たちは、「488」や「F12」のように、いかにもフェラーリらしさを感じさせるモデルを好むからだ。ノーズが長く、リアエンドをそぎ落としたような4シーターなどお呼びではないということだ。

 優れたバランス

 しかし、ここでは2017年型GTC4ルッソを改めて評価し、購入検討対象に加えてもらいたいと思う。GTC4ルッソについて、「真のフェラーリらしさを持つ車ではない。同社他モデルに比べてアグレッシブさに欠ける」という人がいたとしたら、その評価は的外れだ。最高出力690hpのV12型エンジンを搭載し、パワーウエートレシオ(出力重量比)、圧縮比ともにグランドツーリングカテゴリーでは群を抜いている。バランスに優れ、加速時は特にアグレッシブだ。7速デュアルクラッチ・トランスミッションのパワー伝達も滑らか。

 手短に言おう。記者はこれまでに数多くの先進ラグジュアリーカーを試乗してきたが、GTC4ルッソはその中でもトップクラスだ。確かに冒険心や競争心をあおるようなところはないし、夢のクルマとも違う。しかし、パワーと優れたバランス、そして穏やかで正確な挙動は、前モデル「FF」をはるかにしのぐ。つまり、GTC4ルッソはドライブする喜びをシンプルに味わえるモデルなのだ。

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