日本生命保険は25日、大阪府東大阪市に物流施設「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」を建設すると発表した。平成30年4月に建設着工し、31年11月に完成予定。超低金利で資金運用の利回りが低下する中、不動産投融資を拡大して収益確保につなげる狙いがある。
同センターは日本生命が開発段階から携わった物流施設としては2件目となる。建設予定地は近畿自動車道と阪神高速の東大阪ジャンクションの近くで、建物は4階建て、延べ約3万9千平方メートル。総投資額は約50億円を見込む。
日本生命の佐藤和夫執行役員は、物流施設への投資について「従来のオフィスビルへの投資より利回りが高く、ニーズも高い」と述べた。