シャープ、東証1部復帰を来月末申請

2017.5.29 05:00

 シャープの戴正呉社長は27日、現在の東京証券取引所2部から1部への復帰へ向けて6月末に申請手続きを行うと明らかにした。台湾の中央通信社が伝えた。来年3月までの復帰を目指す。

 戴社長はシャープの台湾支社を7月に設立する考えも示した。台北市内で報道陣の取材に答えた。

 戴社長は昨年8月の就任以降の構造改革により1000億円余りのコスト削減を実行して2016年度下期は黒字化を達成したとし、主要銀行からの支持を得ていると強調した。

 中期経営計画については、新技術とグローバル化を重視。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)、次世代の超高精細な画質「8K」技術を統合して発展させていく方向を示した。

 また、親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業と米国で検討している液晶パネル工場の建設について、投資額は8000億円を超える可能性があると語った。シャープは昨年8月に東証1部から2部に降格となっていた。(台北 共同)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。