【ビジネスのつぼ】光英科学研究所「乳酸菌生産物質」 (3/4ページ)

2017.5.29 05:00

「毎日コンスタントに続けることが大事です」と話す光英科学研究所の村田公英社長。8歳の頃から乳酸菌生産物質を約70年飲み続けているという培養中の乳酸菌。周囲にはCDによる尺八の音色が流れる
「毎日コンスタントに続けることが大事です」と話す光英科学研究所の村田公英社長。8歳の頃から乳酸菌生産物質を約70年飲み続けているという培養中の乳酸菌。周囲にはCDによる尺八の音色が流れる【拡大】

  • 光英科学研究所の自社工場内は機材が磨き抜かれチリ一つ無いほど清潔だ=埼玉県和光市
  • サプリメントメーカーに原料を供給。奥の写真は本社工場
  • 培養中の乳酸菌。周囲にはCDによる尺八の音色が流れる

 1940年生まれの村田さんは血色が良く張りのある肌の持ち主で、77歳の実年齢より若く見える。自社で培養した乳酸菌発酵物質のエキスを10ミリリットルほど約300ミリリットルの豆乳に溶かして毎朝飲んでいるのだと言う。「たいていの人は飲み始めて1~2週間もするとおなかの調子に変化が出てくるのが分かる。効果が確実に体感できます」と胸を張る。

 健康食品市場はいま乳酸菌ブームに沸いているが「効果が得られなくては一過性のブームで終わってしまうし、乳酸菌の効果を期待して購入した消費者を裏切ることにもなる。乳酸菌研究に半生をささげてきた者として非常に残念です。もっと乳酸菌生産物質に目を向けていただきたい」と強調した。(早坂礼子)

                  ◇

 ≪企業NOW≫

 ■培養中には尺八の音色聴かせる

 光英科学研究所の乳酸菌生産物質はおおむね以下の手順で製造される。まず無農薬の国産大豆で乳酸菌のエサ(培地)になる豆乳を作る。ここに同社が独自に培養した乳酸菌を接種する。これをヒトの腸内環境に似た温度や湿度で5日間発酵させると「乳酸菌発酵原液」ができる。これに熱を加えて減菌した後、濾過(ろか)しエキスと固形分を取り出せば完成だ。

 乳酸菌の培養中はCDをかけて尺八の音色を流している。近年、植物の健やかな育成にも音楽が有効という研究が進んでいるが、同社ではこれを先取りした形だ。培養で増殖する菌は培地の種類でも違うし、温度や湿度でも変わってくる。代謝物質を必要なだけ安定して得るためには細やかな心遣いが必要なようだ。

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