孫社長「10兆円ファンドは私の薩長同盟」 坂本龍馬から発想、ロゴは海援隊から (1/2ページ)

坂本龍馬の銅像の前で取材に応じるソフトバンクグループの孫正義社長(左)と高知県の尾崎正直知事=31日、東京都目黒区(高橋寛次撮影)
坂本龍馬の銅像の前で取材に応じるソフトバンクグループの孫正義社長(左)と高知県の尾崎正直知事=31日、東京都目黒区(高橋寛次撮影)【拡大】

  • 「土佐からきたぜよ!坂本龍馬展」で展示される龍馬の同志、岡田以蔵が所持していたとされるピストル=31日、東京都目黒区(高橋寛次撮影)
  • 「土佐からきたぜよ!坂本龍馬展」で展示される龍馬の手紙。ソフトバンクグループの孫正義社長の所蔵品=31日、東京都目黒区(高橋寛次撮影)

 ソフトバンクグループは6月1日から、東京都内で「土佐からきたぜよ! 坂本龍馬展」を開催する。孫正義社長は31日、世界のIT企業に投資する10兆円規模の投資ファンドについて、「(米国と中東を結びつける)薩長同盟のような感覚でやっている」と話した。

 社長室に龍馬の等身大パネルを置いているという孫社長は、「いろいろな刺激を受けている。10兆円ファンドも龍馬さんが経済のメリットで薩長を結びつけたところから発想した」と強調。アップルなど米国の有力企業とサウジアラビア政府が出資し、トランプ米大統領が求める米国での投資にもつながるファンドが外交関係も円滑にするという意味で、龍馬が私設海軍の海援隊による通商で薩摩と長州の双方に便宜をはかり、関係を築いたことを引き合いに出した。ソフトバンクグループのロゴマークのデザインは、海援隊の旗を参考にしている。

 孫社長は15歳の時に司馬遼太郎の時代小説「竜馬がゆく」を読んだことが、事業家を目指す契機になったという。「亡くなって150年が経つが、多くの人々に愛され、尊敬され、心をつかんで離さない。男の中の男だ」とたたえた。

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