史上最大級の大きさ実現 ガシャポン「ザク」が20万個以上売れている秘密 (2/7ページ)

2017.6.4 13:10

バンダイのガシャポン「機動戦士ガンダム EXCEED MODEL ZAKU HEAD」が売れている(C)創通・サンライズ
バンダイのガシャポン「機動戦士ガンダム EXCEED MODEL ZAKU HEAD」が売れている(C)創通・サンライズ【拡大】

  • 自販機からはこのような形で出てくる(C)創通・サンライズ
  • 組み立てると、このような形になる(C)創通・サンライズ
  • 完成時のサイズだけでなく、仕掛けを加えた(C)創通・サンライズ
  • 作り方の手順(C)創通・サンライズ
  • シェルを外すと、このような部品が入っている(C)創通・サンライズ
  • バンダイの本社から東京スカイツリーを眺めることができる(C)創通・サンライズ

 なぜカプセルを排除したザクは、多くの人の支持を集めたのか。また、どのようにして開発したのか。バンダイで商品開発を担当している松原大典さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

商品開発、まず何を考えたのか

土肥: バンダイは1977年……いまから40年前にカプセルトイ市場に参入したそうですね。当時20円の機械が主流だったのにもかかわらず、100円機で参入したとか。当時、子どものお小遣いを考えると、ちょっと高く感じた人が多かったと思うのですが、その後、次々にヒット商品が生まれているんですよね。

 漫画『キン肉マン』に登場する超人の形を模したモノ……いわゆる“キン消し”を1983年に発売したところ、子どもたちの間で大ヒット。これまで418種類を発売していて、1億8000万個も売れているとか。このほかにも、ガンダム、アンパンマン、セーラームーンなどのシリーズが大ヒットしました。40年間の販売数をみると、34億590万個(2017年3月)。市場の約7割のシェアを獲得しているわけですが、今年の注目はなんといっても「ザク」ですよね。

 機動戦士ガンダムシリーズに登場する「ザク」の頭部を再現したモノになりますが、最大の特徴はカプセルを排除して、球状のまま出てくること。シェルを外すと、中にパーツが入っていて、それを組み替えるとザクの頭部ができあがる。500円という高価格にもかかわらず、用意していた4万個はすぐに完売。その後、再生産して約20万個を出荷したわけですが、消費者になにがウケたかというと、ザクという強烈なキャラのほかに、サイズの大きさ、驚きの仕掛けだと思うんですよね。このような商品をどのようにして企画したのでしょうか?

松原: これまでにはない新しいモノを企画するとき、何を考えるか。まず「どうすれば消費者を驚かせることができるのか」といったことを考えます。なぜ驚かせようと考えるのか。ガシャポンの場合、驚かせることができないと、「買ってみよう」「レバーを回してみよう」と思っていただけないんですよね。

大きさだけでは満足させられない

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