東芝の半導体売却、米WDが子会社化断念か 米ブロードコムも対抗し交渉ヤマ場 (1/2ページ)

2017.6.6 06:10


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  • 東芝の半導体工場=三重県四日市市

 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の売却をめぐり、東芝と生産で協業する米ウエスタン・デジタル(WD)との交渉がヤマ場を迎えている。東芝がWDの法的措置を無効化する対抗措置を取れば、WDが反論を表明するなど激しく応酬。WD側が子会社化を断念したとも報じられ、今週にも行うトップ会談で打開を模索するが、東芝は好条件を示す他陣営の提案も精査して最終判断する。

 「東芝の強い決意表明ではないか」。東芝が2日付で28日の定時株主総会までに売却の正式契約を結ぶ方向性を出したことに、銀行関係者はこう述べた。

 東芝はWDが国際仲裁裁判所に東芝メモリの売却中止を申し立てたことに対する対抗措置も公表した。WDは東芝が共同運営する半導体工場の合弁会社の株式持ち分を、了承を得ずに東芝メモリに移したことを契約違反と主張しているため、持ち分を東芝本体に移管。WDの主張の根拠をなくすのが狙いだ。

 ただ、WDも2日、「仲裁請求は継続する」と声明を出した。WDは「今回移管した金額は少なく、合弁会社の持ち分全てが東芝に戻ったわけではない」と主張。加えて東芝メモリの他社への売却自体を明確な契約違反とした。

 東芝は2日付の発表文では、WDが他の売却先候補や取引銀行に売却に合意すれば訴訟提起の意思を伝えていると明かし、「看過できない妨害行為」と断じたが、一方で膠着した事態の打開を模索する動きも出ている。

WDが出資比率引き下げで譲歩も

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