JCOMもAIスピーカー 設置サポートで差別化

ジュピターテレコムの牧俊夫会長と井村公彦社長(右)=7日、東京都千代田区(大坪玲央撮影)
ジュピターテレコムの牧俊夫会長と井村公彦社長(右)=7日、東京都千代田区(大坪玲央撮影)【拡大】

 ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(JCOM)は7日の事業説明会で、人工知能(AI)を使った音声認識スピーカーの発売を目指す方針を明らかにした。牧俊夫会長は、来月にも米アマゾン・ドット・コムや米グーグルなど各社のAIスピーカーを比較・研究する施設を社内に設置し、事業化に向けた検討を始める考えを示した。

 また、牧会長は平成30年12月に実用放送が始まる、高精細な4K、8K放送に対応した「次世代セットアップボックス」の開発を進めていることも明らかにした。