【現場の風】ダイソン 日本人の髪に合ったドライヤー提供 (2/2ページ)

2017.6.13 06:05


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 --日本の美容家電市場に進出して1年たった

 「日本のユーザーは科学が大好きで、これまでも掃除機などを高く評価してもらってきた。ドライヤー開発には約5000万ポンド(約95億円)を投じ、全長1625キロ分の人間の毛を実験に使い、研究を続けた。製品については、髪を早く乾かせる点が特に好評だ。余った時間を他のことに有効活用できる。このため、4万5000円という価格でも満足してもらっていると思う。競合他社のことは気にしても仕方ない。自分たちが正しいと思う商品を作ることに集中したい」

 --日本市場以外での展開は

 「髪の特徴は人種によって異なる。欧州やアフリカの人種の髪は断面が楕円(だえん)形で、くせ毛になりやすい。髪の研究の専門家と緊密に連携して、各国・地域に合った最高の製品を作っていきたい」

【プロフィル】トム・クロフォード

 英ボーンマス大卒。2003年ダイソン入社。掃除機、扇風機の開発などを経て、16年にダイソン初のパーソナル家電としてヘアドライヤーを開発。

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