市販自動車用フロントウインドー 帝人樹脂製品が世界初採用

2017.6.20 05:58

現行の「トミーカイラZZ」。帝人の樹脂製フロントウインドーが採用される特別仕様車はAピラーがなくなる
現行の「トミーカイラZZ」。帝人の樹脂製フロントウインドーが採用される特別仕様車はAピラーがなくなる【拡大】

 帝人は19日、自動車のフロントガラスに替わる樹脂製のウインドー部品を開発、京都大学発ベンチャーのGLMが秋ごろに発売する電気自動車(EV)「トミーカイラZZ」の特別仕様車に採用されたと発表した。ガラスより軽く、衝撃に強い樹脂の素材特性を生かしつつ、同等の耐候性や耐摩耗性を確保。日差しや気温変化で黄ばんだり、変形したりする恐れがないという。樹脂製のフロントウインドーが市販車に採用されるのは世界で初めて。

 開発した部品はポリカーボネート樹脂製。月島機械と共同開発した設備を使うなどして、2種類の特殊なコーティングを施し、ガラスから置き換えた。一部を厚くして強度を高めることで、運転席と助手席の斜め前にある柱(Aピラー)を廃し、広い視界を確保した。

 樹脂製のフロントウインドーは、「自動車保安基準」が改正される7月から使用可能となるが、帝人では基準をいち早くクリアした。GLMは、トミーカイラZZの特別仕様車を28日に名古屋市で開催される「人とくるまのテクノロジー展 名古屋2017」で披露する予定。

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