NIMSと大手化学メーカー 水平連携で共通課題に対応

2017.6.20 05:00

 物質・材料研究機構(NIMS)と三菱ケミカルなど大手化学メーカー4社は19日、化学業界のオープンイノベーションを推進するため、NIMSが橋渡し役となるプラットフォームを構築すると発表した。各社間の水平連携を促すことにより、独自での対応が難しい各社の共通課題に取り組みやすくするのがねらい。これによって「研究開発投資の効率性を向上させ、わが国の国際競争力を向上させる」(NIMSの橋本和仁理事長)考えだ。

 初年度の共通テーマは高分子の基礎データの蓄積。省エネ技術の追求や農業・食料問題対策といった世界規模の課題解決を図るには、高分子材料の高性能化が不可欠となるためで、東大の研究所とも連携を進めながら研究を進めていく。また、人工知能(AI)の活用などによって、共有財産化を図る。

 一方、基礎物性をベースに高品質の製品を効率的に製造する方法を予測する「生産シミュレータ」やIoT(モノのインターネット)によるものづくりなどの競争領域に関しては、各社単独やNIMSとの垂直連携によって研究を進める。

 今回の取り組みに対し、住友化学の小川育三専務執行役員は「信頼できるパートナーとともに早く材料を開発することが重要」、旭化成の山岸秀之上席執行役員は「オールジャパンで闘っていきたい」と期待を寄せた。

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