「普段の生活の中で、これは必要になるだろうと思われる商品を想像し、種類を拡充している。メーカー側からAmazon Dash Buttonを作りたいと要望をもらうこともある」(前田さん)
前田さんによると、アマゾンジャパンの消費財部門の売り上げは直近5年(11~16年)で10倍以上成長したという。10年9月に開始した「定期おトク便」を皮切りに、家庭向けサービス「Amazonファミリー」、酒類の取り扱い開始、低価格な日用品を必要な分量だけまとめて配送できる「Amazonパントリー」などが売り上げを後押しした。
「プライム会員向けサービスは今後も注力していく。お客さまの満足度を高める3つの柱は、品ぞろえ、価格、利便性。Amazon Dash Buttonの品ぞろえはさらに充実させる。これからも新しいショッピング体験を提供したい」(前田さん)