【視点】かんぽ生命に内在する本当の課題 “過去の遺産”で利益を維持 (1/3ページ)

かんぽ生命保険の植平光彦社長
かんぽ生命保険の植平光彦社長【拡大】

 □産経新聞編集委員・福島徳

 日本郵政グループのかんぽ生命保険で上場後初の社長交代があった。石井雅実前社長は退任にあたって、「上場企業としての骨組みが完成に近づいてきた。業績面でも成長軌道に乗せることができてきた」などと、在任5年間の成果を強調した。だが、その言葉とは裏腹に、かんぽ生命は依然、厳しい状況にあるといわざるを得ない。

 グループ主要子会社のうち、日本郵便や、ゆうちょ銀行に比べて、かんぽ生命は良くも悪くも注目されることが少ないといえるだろう。

 オーストラリアの物流会社、トール・ホールディングス(HD)をめぐり、巨額の損失を計上したり、野村不動産HDグループの買収検討で日本郵政や日本郵便は市場の注目を浴びた。ゆうちょ銀行も新規業務の是非や預け入れ限度額などをめぐり、何かと話題になることが多い。

 もちろん、かんぽ生命も新規業務や加入限度額の問題など、ゆうちょ銀行と同様の問題を抱えている。かんぽ生命の新規業務については、ゆうちょ銀行の無担保融資(口座貸越サービス)と同時に、終身保険の見直しなどが認可されたばかりだ。

「実質、赤字決算」との見方も、事態は深刻

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