【スポーツi.】世界のヤマシタの言葉の重み (2/3ページ)

日本オリンピック委員会(JOC)理事会で選手強化本部長に就任することが決まり、理事会後に記者と話す全日本柔道連盟の山下泰裕会長=4日、東京都渋谷区の岸記念体育会館
日本オリンピック委員会(JOC)理事会で選手強化本部長に就任することが決まり、理事会後に記者と話す全日本柔道連盟の山下泰裕会長=4日、東京都渋谷区の岸記念体育会館【拡大】

 六段の紅白帯を贈られると「私は柔道家ですから、六段の帯の重みを知っています。母国に帰って研鑽(けんさん)を積み、一日も早くこの帯が締められるよう励みたいと思います」と、その場で締めることを丁重に断った。

 山下選手強化本部長は次のように振り返っている。

 「いわゆるリップサービスだと、うがった見方をする人がいるかもしれませんが、プーチン氏が週2回、道場に足を運んでいることを知っています。心から発せられたものでした」(「プーチンと柔道の心」山下泰裕・小林和男編)

 したたかな指導者の真意のほどは分からないが、いずれにしても日本人が“一本”取られたのは明らかである。

 1988年ソウル五輪女子柔道52キロ級銅メダリストの山口香・筑波大大学院准教授の講演会に出かけた。テーマは「柔道の国際化から考えるリーダーシップとチームワーク」。論旨明快な語り口に引き込まれ、あっという間の90分だった。

 山口准教授は、講道館の創始者、嘉納治五郎の教えの「精力善用」と「自他共栄」に基づきながら話を進めた。鍛錬で鍛えた心身を世のために有効に使い、他者を敬い、自己を高めよ-門外漢にも心に響く崇高な精神である。

 「嘉納先生は、今とまったく異なる時代にもかかわらず、多様性を認め、女性や外国人にも門戸を開きました」

“柔道の父”の精神

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