コニカミノルタは13日、体臭を測定し、臭いの強弱を数値でスマホに表示するデバイス(機器)「Kunkun body(クンクンボディ)」を開発し、ネット予約販売を始めたと発表した。
大阪工業大と共同で開発したデバイスは手のひらサイズで臭いセンサーを搭載。脇や耳の後ろなどで測定して約20秒後に連携したスマホアプリに臭いの強弱を数値で示し、「3大体臭」の汗臭、ミドル脂臭、加齢臭のうちどれが一番強いか表示する。3大体臭をかぎ分けるデバイスは世界初だとしている。
自身では気づきにくい臭いを客観視でき、周囲の迷惑となるスメルハラスメント(スメハラ)対策などに利用できる。
13日からネット上で小口資金を募るクラウドファンディング「MAKUAKE(マクアケ)」で先行予約販売を始めた。一般向けの希望小売価格は3万円(税込み)。