LNG取引参入、情報交換は酒場で シンガポール (1/4ページ)

米国産シェールガスLNGを積載し、中部電力上越火力発電所に到着した「オーク・スピリット」(ブルームバーグ)
米国産シェールガスLNGを積載し、中部電力上越火力発電所に到着した「オーク・スピリット」(ブルームバーグ)【拡大】

 国内の電力・ガス会社は、火力発電の燃料や都市ガスの原料となる液化天然ガス(LNG)のトレーディング機能を強化している。これまで需要に合わせて産ガス国から輸入する一方だったが、電力などの小売り自由化に加え、原子力発電所の稼働見通しが不透明な状況で、電力供給の調整弁となるLNGに過不足が生じる可能性が高まったためだ。

 関西電力は4月、LNGをより安く調達し、余剰分をより高く売ることを目指す「情報戦」を勝ち抜くため、LNG取引が盛んなシンガポールにトレーディング会社を設立した。新会社の社長に就任する猪飼秀明・燃料取引担当部長は、関連業者の集積地に進出し、トレーダーの情報網の中に入り込んで「いち早くマーケットの状況をつかむことが肝要だ」と述べた。同氏によると、シンガポールでは夜な夜なトレーダーたちが酒場に集まり、情報交換をしているという。

 余剰量転売の必要

 LNGプロジェクトの開発では液化設備などの建設で多額の投資が必要で、通常、生産能力の大半について最終投資決定前に長期契約で売り先を確保する。そのため、原油のような活発な取引市場は存在しなかった。

小売り全面自由化で需要変動発生

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