■au新料金導入、2~3割値下げ
KDDI(au)は10日、月額1980円からとなるスマートフォンの新料金プランを発表した。台頭する格安スマホへの顧客流出を食い止めたい考えで、競争を促す総務省の要請にも応えた形。従来プランに比べて2~3割安くなる。今後も各社の値下げ合戦が激しくなりそうだ。
■日銀、5地域で景気判断引き上げ
日銀は10日、7月の地域経済報告(さくらリポート)を発表し、全国9地域のうち北海道、関東甲信越、近畿、中国、九州・沖縄の5地域で景気判断を引き上げた。世界経済の回復や円安基調で生産が拡大し、個人消費が堅調なことが理由。他の4地域は据え置いた。
■トヨタ、新型カムリ発売
トヨタ自動車は10日、ハイブリッド車(HV)の中型セダン「カムリ」を約6年ぶりに全面改良し、国内で発売した。セダンは世界的にスポーツ用多目的車(SUV)の人気に押され苦戦。新型カムリを中核車種と位置付け巻き返しを目指す。米国などでも順次発売する。
■「残業代ゼロ」法案修正へ
政府は金融ディーラーなど高収入の一部専門職を、残業代支払いといった労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度」の創設を盛り込んだ労働基準法改正案を修正する方針を固めた。政府関係者が11日、明らかにした。健康確保措置を強化する。
■「時差ビズ」キャンペーン始動
東京都は11日、ラッシュ時間帯の混雑を緩和し満員電車を解消するため、計約260の企業や自治体などが時差出勤に集中的に取り組む「時差Biz(ビズ)」のキャンペーンを始めた。期間は25日まで。早朝に臨時電車が運行されるほか、時差出勤した人への特典もある。