下町ボブスレー、そり製作現場公開「町工場同士の連携が密に」

汎用旋盤でボブスレーの部品を作る熟練工=東京都大田区の有坂弁栓工業
汎用旋盤でボブスレーの部品を作る熟練工=東京都大田区の有坂弁栓工業【拡大】

 2018年の韓国・平昌冬季五輪出場を目指して、ジャマイカ・ボブスレー代表の「そり」を開発している東京都大田区の「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」が、そりの製作現場を報道関係者に公開した。

 そりは部品ごとに同区内の中小企業の工場で製作、加工される。工業用バルブ、コックの開発製造を手がける有坂弁栓工業では、そりの足回りとなるリアフレームを形成する部品を担当。職歴50年以上のベテラン社員、島村茂夫さん(67)が汎用(はんよう)旋盤を手動で操り、金属の塊を削っていた。自ら手がけた部品が使われるボブスレーが世界の大舞台で走ることについて、島村さんは「実感がない。でも出られることはうれしいし、良い成績を挙げられれば、これ以上のことはない」と話した。

 同社の有村知則社長(52)はプロジェクトへの参加を通じて、「町工場同士の連携が密になり、(同じ部品の仕事を複数の町工場で請け負う)“仲間回し”の機会が増えた」と言う。本業にもよい効果をもたらしているようだ。

 同社で加工された部品は、別のめっき工場で表面塗装されたあと、他の部品と組み合わせてボブスレーに組み込まれる。関係者によると、9月上旬までには新型のそりを完成させてジャマイカ側に引き渡し、五輪出場権獲得を目指す。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。