■日本株30銘柄、1000円から
スマートフォン専業証券のOne Tap BUY(東京)は24日、日本株の個別銘柄の取り扱いを始めたと発表した。株式投資未経験の若年層らを取り込もうと、各業種の代表的企業30銘柄を対象とし、スマホなどで1銘柄につき1000円から投資できるのが特徴。
30銘柄は、資生堂やソニー、トヨタ自動車、任天堂など。通常、これら有名企業の株を買うには最低でも数万~数百万円が必要となるが、One Tap BUYが30銘柄の在庫を持つことで、同社の口座開設者は1000円から投資できる。
専用アプリをスマホなどにダウンロードした上で、投資したい銘柄を選び、金額を設定し、「買う」をタップすれば購入が完了する。
同社は昨年6月に米国株30銘柄の取り扱いを始め、今年2月には日本株の上場投資信託(ETF)3銘柄を追加。今回始めた日本株の個別銘柄について、林和人最高経営責任者は「早急に倍の60銘柄程度に増やしていきたい」と語った。