ビットコイン くすぶる分裂騒動 8月回避しても11月再燃か 


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 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」が8月1日に分裂する懸念がくすぶっている。システムの処理能力の改善をめぐる事業者の対立を受け、7月下旬に規格が変更されたが、これに満足しない中国の事業者が新規格を立ち上げる恐れがあるからだ。一方で“8月危機”が避けられても11月に分裂しかねないとの見方も浮上している。

 ビットコインは取引の急増でシステムがパンク寸前に陥り、開発者らは扱うデータを圧縮する規格の採用を提案。これにデータ処理の収入減が想定される中国の大手事業者ビットメインなどが反発し、システムの容量を拡大する新規格を8月1日に立ち上げると宣言した。

 分裂の懸念が広がりコインの価格も乱高下したが、今月23日に折衷案による規格変更が採用され一旦は分裂が回避されるとの楽観論が優勢になった。しかし、ビットメインは24日に、新規格をなお断念していないとも受け止められる声明を出し、関係者の間では「新規格の立ち上げを強行するのでは」との警戒感が強まっている。混乱回避に向け国内取引所は今月の規格変更時に続いて8月1日からサービスを一時停止する。

 8月の分裂が避けられたとしても、騒動は尾を引きそうだ。規格変更は8月にデータが圧縮され、11月に容量が拡大される予定だが、不具合防止で不安のある容量拡大には取引所などの慎重論も根強く、再び騒ぎが持ち上がる可能性が指摘されている。

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