【開発物語】ジンズ「Front Switch」 (1/6ページ)

4月に発売された「FrontSwitch」の新作を紹介するビジュアル
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  • ジンズが開発した「FrontSwitch」は、生活の場面に合わせたカスタマイズが可能だ
  • 眼鏡本体の前部とレンズプレートが磁石で簡単に着脱可能な「FrontSwitch」

 ■磁石で簡単着脱 眼鏡に生活ニーズ

 ≪STORY≫

 夏の強い紫外線対策として有効なサングラス。視力矯正用眼鏡をかけているためサングラスがかけられないという人の悩みに応えたのが、国内外で約450店舗の眼鏡チェーン店を運営するジンズ(東京都千代田区)が開発した「Front Switch(フロントスイッチ)」だ。眼鏡のフレーム前部とサングラスのレンズプレートが、磁石で「ワンタッチ」着脱できるという機構を採用。レンズプレートは釣りに適した偏光レンズや昼間のドライブに適したカラーレンズなどを用意し、フレームは流行の型を取り入れた。ヒットの背景には、「洋服を着替えるように眼鏡を着替える」という発想で、日常生活のニーズを掘り起こした開発・デザイン担当者の挑戦があった。

 「視力矯正が必要な人は、眼鏡と度付きサングラスを2本買わなければいけない。もっと手軽にできないか」。2014年夏、ジンズの商品企画グループはこんな思いを抱いた。眼鏡とサングラスの機能を両立させるには、眼鏡の縁枠前部からサングラスレンズが上方へ跳ね上がる構造の「跳ね上げ式」や、サングラスレンズを縁枠上部にひっかける「クリップ式」が主流だった。しかし、ジンズはサングラスレンズを磁石で縁枠に装着する方法で開発に乗り出した。

 当時、磁石に着目した方法は珍しかったが、商品化を担当したMDグループリーダー、中屋光晴氏は「跳ね上げ式やクリップ式は眼鏡本体のデザインに干渉してしまい、自由を奪ってしまう。磁石式ならいろいろな可能性がある」と明かす。シンプルな構造の磁石式なら、よりスマートなデザインと簡単な着脱が実現できる、との自信もあった。

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