【リーダーの素顔】銀行マンから転職 経営大幅転換 (1/3ページ)


【拡大】

 □ポルシェジャパン社長・七五三木敏幸さん

 ドイツの高級スポーツ車メーカー、ポルシェの日本法人を率いる。銀行マンから自動車業界に転職した異色の経歴を生かし、従来の経営手法を大きく転換。国内市場が停滞する中、就任から3年間で販売台数を4割以上伸ばした。電動化や自動運転など新技術の登場で業界は大きな岐路を迎えているが、1948年からクルマを製造・販売する老舗メーカーの伝統を保ちながら革新を続ける。

 --2016年は国内販売が前年比2.9%増の6887台と4年連続で過去最高を記録し、今年も好調が続いている

 「代表車種『911』などが安定して売れていることに加え、14年に投入した小型スポーツ用多目的車(SUV)『マカン』で顧客層が広がったことが勝因です。従来はポルシェが好きな固定層がとても大きく、(ファン以外は)運転が難しそうなどのイメージで選んでもらえないことがありました。マカンは初めてポルシェ車に乗る人や、『格好良いSUVを探していたら見つけた』という人が多いのです」

 --マカンが広く人気を集める理由は

 「従来と違うコミュニケーション(広報・宣伝)活動を展開したことだと思います。ポルシェが日本の道路事情に合った小型で比較的低価格のSUVを販売します、といっても(顧客は)買いません。ポルシェの価値であるスポーツ車について語っていないからです。『SUVのスポーツ車』という新ジャンルのクルマに乗りませんかとマカンを提案した結果、クルマの購入を検討する段階で、その考え方に共鳴してもらえる人が増えました」

今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。