【高論卓説】歴史が動いた… トヨタとマツダの資本提携、EV本格化 「シリコンバレーから天才を」 (2/3ページ)

トヨタとマツダのロゴ(桐山弘太撮影)
トヨタとマツダのロゴ(桐山弘太撮影)【拡大】

 こんな変化の時代には、やはり人材は求められる。PFNの創業者の一人、岡野原大輔氏は1982年生まれ。2005年に天才IT人材発掘を目指す政府の「未踏ソフトウエア創造事業」にてスーパークリエーターに認定される。東大で同期の西川徹氏と自然言語処理・機械学習のプリファード・インストラクチャー(PFI)を立ち上げる。14年にPFNをスピンオフさせて創業する。トヨタとの協業が始まり、15年12月にトヨタは10億円をPFNに出資した。

 岡野原氏らが世界を驚かせたのは16年1月。米ラスベガスで開催された家電見本市「CES」でだった。複数の模型車が交差点で、最初は互いにぶつかりながらも、やがてはぶつからずに走り回っていった。各車がぶつからない走りをゼロから学習した結果だった。

 外部との協業をより進めるためには、内部にもAIに通じる技術者は必要になる。トヨタは今夏、沿線に電機メーカーの研究所が多いJR南武線の駅に、IT系の技術者を募集する広告を掲載した。だが、本当に一歩、前に踏み出していこうとすれば、対象は国内に限定せず世界に目を向けなければならない。

シリコンバレーからも天才を

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