認知症患者見守り、IoTで高精度 ツクイ、徘徊検知システム全国展開へ (1/2ページ)

レーダー内蔵の端末。徘徊高齢者を約50センチの誤差で正確に検知する
レーダー内蔵の端末。徘徊高齢者を約50センチの誤差で正確に検知する【拡大】

 介護事業を手掛けるツクイは、認知症患者の徘徊(はいかい)を早期発見する低コストのシステムを10月以降、一般家庭向けに月額5000円以下でレンタルするほか、介護事業者向けにも売り出す。徘徊検知システムは数年前から販売されているが、電池寿命や精度が不十分で普及が進んでいない。ツクイは既存システムに比べ、メンテナンスがしやすく、精度も高いことを売りに、社会インフラとして全国展開を目指す考えだ。

 開発したのは「認知症徘徊検出・発見/見守りシステム(仮称)」。IoT(モノのインターネット)技術を活用し、位置検索システムの製造を手掛ける加藤電機(愛知県半田市)と共同でシステムを構築した。

 建物の東西南北4方向の窓にそれぞれ専用アンテナを設置し、認知症患者が身に着けた小型タグが発信する電波を検出する。患者の徘徊行動を感知すると、インターネットを経由して介護職員や家族にリアルタイムで自動的にメールを送信。介護職員らは受信メールを頼りに、レーダー内蔵の端末を使って、小型タグを着けた患者の位置を割り出し、早期発見につなげる。

8月から実証実験を実施

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