【日本発!起業家の挑戦】VRで医療現場のコミュニケーション円滑に (1/5ページ)

VR機器を使って3Dで閲覧するツールは、医療現場を変えそうだ(ブルームバーグ)
VR機器を使って3Dで閲覧するツールは、医療現場を変えそうだ(ブルームバーグ)【拡大】

 □HoloEyes CEO兼CTO 谷口直嗣氏に聞く

 医療業界には規制が多く、ディスラプト(破壊的革新)が難しい。治療を受ける患者からすればそれは多くの場合望ましいことだが、最近、医療分野でのイノベーションがスタートアップから生まれている。破壊的と言うよりはシンプルなイノベーションが慎重に、少しずつ変化を促し、人々の健康な暮らしを実現しようとしている。

 HoloEyes(ホロアイズ)はそんなスタートアップの一つだ。最高経営責任者(CEO)兼最高技術責任者(CTO)の谷口直嗣(なおじ)氏に、同社のVR(仮想現実)技術がどのように医療現場のコミュニケーションを変えようとしているのか聞いた。

 ◆スタッフ間で共有

 --ホロアイズとは

 「患者のCTスキャンのデータからポリゴンモデル(3次元コンピューターグラフィックで、多角形を組み合わせて表現された物体)を作り、VR機器を使って3Dで閲覧するツールです。主に、医師らが手術計画を立てるのに使います。医療スタッフ間でのコミュニケーションを円滑にすることができます」

 --どんなコミュニケーションですか

 「手術前のカンファレンスでは、執刀医を中心に医師や看護師などのチーム内で手術の具体的な方法が話し合われます。一般的には手描きのスケッチやメモ、2Dのグラフィックが使われていますが、ホロアイズの導入により患者の臓器を立体的・空間的にスタッフ間で共有しながらより良い計画を練ることができます。3Dモデルはズームして拡大したり、くるりと回転させたりできます。そうしながら、例えば、『この腫瘍を取り除きますが、後ろの静脈に注意が必要です』などと話し合えます」

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