流通大手イオンは30日、インドネシアの首都ジャカルタ近郊で建設中の大型商業施設「イオンモール」の同国2号店について、9月30日に開業すると明らかにした。同国最大となる高さ約70メートル、直径約50メートルの観覧車やアイススケートリンクなど娯楽施設を併設し、中高所得者層の集客を狙う。
2号店は「イオンモール ジャカルタ ガーデンシティ」で、延べ床面積16万5000平方メートル、テナントは227店舗。2018年度には3号店、19年度に4号店の出店を計画しており、記者会見したイオンモールインドネシアの玉井貢社長は「インドネシアでナンバーワンのモールを目指す」と語った。
15年にジャカルタ近郊にオープンした1号店は昨年、年間1200万人の来店者目標を達成。2号店も同様の目標を掲げる。(ジャカルタ 共同)