【ハザードマップ】千葉フェノール/東京LB (1/2ページ)

 ■生産増強が裏目、供給過剰で採算悪化

 ▼千葉フェノール 千葉フェノールは8月14日に東京地裁から特別清算開始の決定を受けた。

 三井化学と出光興産の合弁会社で、フェノールやアセトンを製造していた。2005年には市場拡大による需要増から生産能力を増強し、08年3月期は売上高428億3600万円を計上した。

 景気低迷などの影響から12年3月期の売上高は228億1690万円に低下したが、需要が回復を受けた生産能力の増強で14年3月期には売上高が373億3298万円まで持ち直した。

 だが、その後、国内需要の減少やアジアでの設備新増設による供給過剰で輸出採算が悪化し、稼働率が低下。親会社が事業構造改革を協議し14年2月、フェノールプラントの停止決定を公表した。

 千葉フェノールはこれを受けて清算処理を進める運びとなり、今年6月30日の株主総会決議で解散していた。

 ▼東京LB 東京LBは8月14日に札幌地裁から特別清算開始決定を受けた。

 同社は、明治時代の財閥、安川敬一郎氏が経営していた明治鉱業の地質調査部門が分離する形で設立された。安川電機などの出資を得て、全国の官公庁を中心に地質調査や土木設計などの技術サービスを展開。地形・地質の調査から設計、さらに地滑り防止工事、測量などの調査・解析分析なども行い、ピークとなる1996年11月期は売上高100億9037万円をあげていた。

 しかし、官公庁受注の事業環境は同業者間の競争が激化し、2016年11月期は売上高が40億2892万円にまで減少。採算面でも赤字を散発し、同期では8億4248万円の債務超過に陥った。

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