静岡、焼津信金合併へ 浜松と磐田も、経営強化 信金にも再編の波

記者会見で握手する、静岡信用金庫の田形和幸理事長(左)と焼津信用金庫の牧田和夫理事長=1日午前、静岡市
記者会見で握手する、静岡信用金庫の田形和幸理事長(左)と焼津信用金庫の牧田和夫理事長=1日午前、静岡市【拡大】

 静岡県の静岡信用金庫(静岡市)と焼津信用金庫(焼津市)は1日、2019年2月をめどに対等合併すると発表した。浜松信用金庫(浜松市)と磐田信用金庫(磐田市)も同日夕、2019年2月をめどに対等合併すると発表した。

 日銀のマイナス金利政策により収益環境の悪化が続き、合併を通じて経営基盤を強化する。静岡県内の信用金庫の数は12から10に減る。

 17年3月末の預金量は、静岡信金が県内2位の8459億円、焼津信金は6位の5862億円で、単純合算すると1兆4321億円になる。

 静岡市で記者会見した静岡信金の田形和幸理事長は「客に信頼してもらう信金になるため、より強固な基盤を築く」と述べた。焼津信金の牧田和夫理事長は「マイナス金利や少子高齢化など、これからも厳しい状況が予想され、先を読んだ」と合併の理由を説明した。

 全国で地方銀行などの再編の動きが活発化し、東海地域では三重県の三重銀行(四日市市)と第三銀行(松阪市)が経営統合することで基本合意している。