無農薬ベビーフードが口コミで人気 学生発のベンチャー企業、農家も支援 (1/2ページ)

無農薬トマトをつくり「はたけのみかた」の役員に渡す農家の安藤隆文さん(右)。「自分の野菜が広がるのはうれしい」と話す=平成29年7月下旬、滋賀県草津市
無農薬トマトをつくり「はたけのみかた」の役員に渡す農家の安藤隆文さん(右)。「自分の野菜が広がるのはうれしい」と話す=平成29年7月下旬、滋賀県草津市【拡大】

 滋賀県の学生発ベンチャー企業が開発、販売するベビーフードが注目を集めている。県産の無農薬野菜のみを材料とし、添加物は一切使わない手作り商品であることが特徴。無農薬野菜は栽培に手間がかかり、収穫量も少ないが、野菜本来の味を知ってもらいたいとの熱意が、子育て中の女性たちに受け入れられている。(杉森尚貴)

 野菜本来の味を

 手がけるのは、同県湖南市の株式会社「はたけのみかた」。社長の武村幸奈さん(24)=写真=が龍谷大政策学部4年だった平成26年11月、友人3人と立ち上げた。

 きっかけは、大学の先輩が立ち上げた無農薬野菜の農家を支援する学生グループでの活動だった。農薬や化学肥料を使わず、虫を1匹ずつ手で払いながら育てる農家の姿を知った。一方で、コスト分を価格に十分転嫁できず、販路も限られ経営は厳しいとの声も聞いた。

 もともと起業に興味があり、無農薬野菜を使った商品をつくろうと考えていた武村さん。ベビーフードに狙いを定めたのは、「赤ちゃんは野菜本来の味を知らないまま育ってしまう」という、子育て中の女性から聞いた言葉だった。

 4人で出し合った資本金約450万円を元手にスタートしたが、野菜の仕入れに壁が立ちはだかった。無農薬農家を支援する活動をしていたが、商売となると話は別。有機農家の一覧表を参考に飛び込みで交渉を始めたが、苦戦を強いられた。「若い君らが農業を分かるんか」と一喝されたこともあった。

見栄えは悪くても品質重視で仕入れ、素材にこだわり

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