スズキスクーター無償修理 2万5千台 ナット締め付け不適切

 スズキは5日、エンジンの動力を後輪に伝える部品を固定するナットの締め付けに不適切なものがあるなどとして、スクーター「アドレス110」の2万5965台(2015年2月~17年6月生産)を無償で回収、修理する改善対策を国土交通省に届け出た。

 国交省によると、ナットの締め付けが不適切なものがあり、走行中に緩んで異常音が発生するほか、最悪の場合には走行できなくなるなどの恐れがあるという。