技術遺産にソニーのトリニトロン 15件選定、人型ロボットも

人間型ロボット「HRP2プロメテ」(産業技術総合研究所/カワダロボティクス提供)
人間型ロボット「HRP2プロメテ」(産業技術総合研究所/カワダロボティクス提供)【拡大】

  • ソニーの36型HD(ハイビジョン)トリニトロンカラーテレビ(ソニー提供)
  • 富士フイルムのネガフィルム「フジカラーREALA」(国立科学博物館提供)

 国立科学博物館は5日、未来に引き継ぐのにふさわしい「重要科学技術史資料(愛称・未来技術遺産)」に、鮮明な映像で一時代を築いたソニーのトリニトロンカラーテレビや、人間型ロボット、写真のネガフィルムなど新たに15件を選んだと発表した。

 トリニトロンと呼ばれるブラウン管を使ったカラーテレビは昭和43年から発売された。今回選ばれたのは平成2年に登場した36型テレビで、アナログ方式の放送の時代にハイビジョンテレビが普及する先駆けとなった。

 人間型ロボット「HRP2プロメテ」は、産業技術総合研究所と、川田工業(現・カワダロボティクス)が平成15年に製作。整地されていない場所を歩いたり、転倒しても立ち上がれたりと人と同様の動作を実現。ロボット技術の発展の中で重要な段階を示すとして評価された。

 富士フイルムの「フジカラーREALA」は平成元年に登場。3層からなる従来のフィルムに四つ目の層を導入し、難しかった紫色の再現に成功した。

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