日本MS、有給で育休取得の新制度 最長6週間 今月から導入、男性の活用促す

 日本マイクロソフト(MS)は4日、有給の育児休暇を最長6週間取得できる新制度を9月から導入したと明らかにした。養子の育児も対象。長く休んでも収入が減らないようにすることで、特に育休の取得率が低い男性の活用を促し、働き方改革につなげる。厚生労働省によると、有給で1カ月以上の育休を認める企業は珍しいといい、先進的な取り組みとなる。対象は正社員約2200人。

 同社ではこれまで配偶者の出産後数日間に有給で休みを取得できたが、より長期だと無給となり、育休を取る男性社員は年間数人にとどまっていたという。新制度は子供が1歳になるまで、養子縁組の場合は15歳になるまで利用できる。

 国内では働き方改革の一環で男性の育休取得を促す動きが広がっているが、多くの企業で有給の育休制度が整っていないこともあり、立ち遅れが目立つ。2016年度の雇用均等基本調査(確報)によると、出産した女性の育休取得者の割合が81.8%なのに対し、配偶者が出産した男性は3.16%だった。