屋外広告、市場開設で価格を明瞭化 スマートコムラボラトリーズ・川崎日郎社長 (1/3ページ)

スマートコムラボラトリーズの川崎日郎社長
スマートコムラボラトリーズの川崎日郎社長【拡大】

 メディア開発、運営のスマートコムラボラトリーズは、電飾看板、デジタルサイネージなどの屋外広告取引市場を開設した。これまで相場のはっきりしなかった屋外広告分野に専門の取引所を設けることで、市場原理に基づく価格形成の仕組みを提供する。川崎日郎社長は、「価格を明瞭化することで透明性と適合性をつくり出し、取引を促して屋外広告市場を成長させたい」と話す。

 経験と勘で料金設定

 --なぜ市場を開設したのか

 「屋外広告の普及につなげるためだ。街中の大型ビジョンや大型ボード、ポスター、デジタルサイネージなどは基準となる価格がなく、これまで広告会社が経験と勘で料金を設定していた。しかしこれでは市場としての信用が得られない。デジタル化も進展し、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて屋外広告が注目されていることから、流通体制を再構築しようと考え、JAODAQ(日本屋外広告相場情報システム)として開設した」

 --どのような仕組みか

 「メディアオーナーと広告会社を会員として双方をマッチングする。オーナー側は当社がビッグデータを解析して、独自に作成した算定式によって計算した基準価格をもとにして市場に上場する。広告会社はそれに対して成り行き、指し値などで売買を行う。当社はオーナー、広告会社の双方から各3%の売買手数料を受け取る」

なぜ屋外広告は基準価格がなかったのか

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