EV時代の到来見据え次の一手 (1/2ページ)

充電中の電気自動車(ブルームバーグ)
充電中の電気自動車(ブルームバーグ)【拡大】

 電池の部材を製造する田中化学研究所(本社・福井市)は2020年以降の電気自動車(EV)の本格普及を見据え、リチウムイオン電池の正極材の生産能力拡大を検討している。16年には住友化学に対する第三者割当増資で資本増強しており、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)も含めた環境対応車向けの部材供給体制の構築を図る。

 田中化研の嶋川守執行役員はインタビューで、今期(18年3月期)に福井工場の製造ライン増設などで5億円強の設備投資を見込み、今期末の正極材の販売数量を前期末比2割増の1万6000トンに引き上げる計画を示した。「足元ではEVを中心に需要は伸びてきており、状況によっては次の投資という考え方も出てくる可能性はある」と述べ、EVなどへの本格採用を見据えた新たな工場用地もすでに取得済みだという。

 主要国が排ガスなどの環境規制を強化する中、自動車業界ではEVの開発・投入を加速させており、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは、40年までに新車販売に占めるEVのシェアが過半数に達すると予想する。今年7月、パリ協定で合意した地球の気温上昇を2度未満にとどめる目標を達成するため、英国とフランスの政府は40年までにディーゼル車とガソリン車の販売を禁止する方針を打ち出した。こうした中で8月にはトヨタ自動車とマツダは資本業務提携し、EVの共同技術開発などに乗り出している。

正極材の「材料」に強み、シェアの維持・拡大を目指す

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。