1000円以上の「高価格帯目薬」の競争激化 疲れ目の中高年に人気

ドラッグストアに並ぶ高価格帯の目薬=1日、大阪市
ドラッグストアに並ぶ高価格帯の目薬=1日、大阪市【拡大】

 目の疲れに悩む人向けに、有効成分を多く配合するなどした1000円以上の高価格帯目薬の市場が活況となっている。デジタル機器を多用している中高年のビジネスマンなどに受けているようだ。

 ロート製薬は昨秋、12種類の有効成分を配合した高機能目薬「Vロートプレミアム」を1620円で発売。目のピント調節機能の改善や、紫外線などによる炎症を抑える効果が売りで、当初見込みを上回る売れ行きが続いているという。

 一般の目薬の平均単価は500円前後とされるが、ロートの調べでは1000円以上する高価格帯の市場は2014年度からの2年間で約30%伸びている。同社の担当者は「スマートフォンやパソコンを長時間使う人が増え、効果の高い目薬のニーズは年々高まっている」と話す。近く新たな製品を発売する予定。

 参天製薬は、有効成分を最大濃度配合した高価格ブランド「サンテメディカルシリーズ」が右肩上がりの成長を続けている。香水のようなボトルで、バラの香りを付けた女性向け目薬「サンテボーティエ」(1620円)も好評だ。

 ライオンも加齢による疲れ目を和らげる「スマイル40プレミアム」(1512円)を販売。「健康への自己投資を惜しまない人が増えて高価格帯の競争は激化している」(同社)と分析している。

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