三菱ケミカル、和食食材での使い分け提案 浄水器需要掘り起こし

三菱ケミカル・クリンスイの「和食のためのクリンスイ」シリーズの浄水器
三菱ケミカル・クリンスイの「和食のためのクリンスイ」シリーズの浄水器【拡大】

 三菱ケミカルが和食のおいしさを引き出す家庭用浄水器の販売を伸ばしている。浄水性能が向上し、塩素や濁り、さびの除去という機能面だけでは他社との違いを打ち出しにくい。普及率の上昇もあり市場は伸び悩んでいるが、コメやだしなど食材ごとに使い分ける提案が消費者の関心を引き、需要を掘り起こした。

 メーカーなどでつくる浄水器協会によると、2015年度の浄水器本体の出荷台数は約318万台で、ピーク時の01年度から2割以上減った。この間、全国の家庭用浄水器の普及率は28.9%から40.5%に上がった。

 子会社の三菱ケミカル・クリンスイが昨年発売したのはポット型の浄水器「和食のためのクリンスイ」(2.2リットル、カートリッジ1個付き)。コメがおいしく炊ける水を提供する機種に加え、味を引き立てる緑茶用、だし用の計3種類を用意した。希望小売価格は各4320円。

 三菱ケミカルによると、コメをといだり炊いたりする水は「食感やうま味などを左右する」(担当者)。緑茶やだしも水の硬度などによって味が変わるという。食材ごとに専門家の監修を受けて、活性炭やセラミックなど濾過(ろか)に使う素材を工夫し、それぞれに合った水を実現した。

 販売目標は各機種とも初年度1万台で、計画に対し売れ行きは順調だという。今後、他の食材向けにも新しい製品を投入していく方針だ。

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