【現場の風】ファーウェイ、日本は「最も難しい市場」 iPhoneの牙城崩す勝算は (1/2ページ)

インタビューに応じるファーウェイの呉波氏=東京都千代田区
インタビューに応じるファーウェイの呉波氏=東京都千代田区【拡大】

 □ファーウェイ・ジャパン副社長兼端末統括本部長 呉波さん(38)

 --日本のスマートフォン市場をどうみている

 「世界的にみて、最も難しい市場だ。防水性能など消費者の品質に対する要求レベルが高いうえ、電子マネーで使う非接触ICカード技術『FeliCa(フェリカ)』など日本独自の機能も求められる。ネットワークについても日本では今後、さらなる高速通信を可能にする第5世代(5G)移動通信方式に移行していくはずだ。そうなると、(スマホの心臓部となる)CPU(中央演算処理装置)などが常に最先端でなければならない」

 --米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」が日本では人気だが、ファーウェイに競争力があると考える部分は

 「スマホの『P10』は高い描写力を誇るライカ・ダブルレンズを搭載した。ライカ品質の写真撮影を楽しむことができ、ユーザーの評価は高く販売も好調だ」

 --日本市場に浸透してきた

 「今年上半期は、台数ベースで前年同期比で約2.4倍も増えた。(通信会社を利用者が自由に選べる)SIMフリー市場が大きく成長したことが背景だ。量販店ではファーウェイブランドを前面に出し、認知度が向上したことも奏功した」

iPhoneをライバル視